営業ってなんだろう

恥ずかしながら?

社会人10数年目にして初めて「営業」職になった。

これまでも営業の経験はあるけれど、

名刺にしっかり「営業」の文字が書き込まれるのは初めて。


社会人10数年目なので、

「営業に行ってきて」と言われても全くプレッシャーは感じない。

これが社会人3年目くらいまでだったら、

「営業なんてしたことない!どうしよう!」なんて思って

営業に関する本とか読んでいたのかな。

基礎力は大事だと思うので、私も初心忘れるべからずなのですが。


そもそも上司もあそこに行け、これを売れ、いくら売れとは言ってこない。

きっと社会人10数年目だから。

年度末で多忙のピークは感じるけれど、

スケジュールも自由なので営業っていいなと最近思えてきました。


今日は

①納品立ち合い

②お会いしたことがないお客様へご挨拶

③あまり買ってくれないけれど、引き合いをよくくれるお客様へ差し入れを

こんなスケジュールでした。


トラブルなく納品立ち合いを終えて、別のお客様の元へ。

さっと終わらせて美味しいランチでも!

なんて思っていたら、会議室に通されてコーヒーまで。

お暇なのかな?なんて思いながらも、

私は相手の生い立ち、経歴にすごく関心があるので

今までのキャリアについてお聞きしてみました。

その人の今までの経験を知るって面白くないですか?


共通点が見つかったり、

その人の好きなことやこだわりが知れたり。

距離を縮めるにはとても良いトピックスかなと思っています。


今回のお客様は転職を経て今のお仕事に就いたそう。

私も転職歴があるので、

  • 転職のきっかけは
  • 転職のタイミングは
  • なんで今の仕事なのか

面接官のように聞いてしまいました。笑

その方は最初の職場は研修が充実していたからファーストステップと捉えていたそう。

そこからキャリア・年収アップを見込める、業界が関連する企業へ転職。

そしてさらに経験を積むため、関連業界へ転職。

これだけ聞いただけでも、この方は

  • 自分のキャリアと経験
  • 新しいことへのチャレンジ
  • 今いる業界への思い入れ

この辺りにこだわりを持たれているんだなと感じますよね。

私も新しいことへのチャレンジを続けたいと思っているので、話が盛り上がりました。

  • これから今の職場でチャレンジしたいこと
  • その先のビジョン
  • 次は何して働きたいか

こんなことを話していたら、あっという間に1時間すぎてしまいました。

美味しいランチを逃したなーと思ったものの、

一期一会ではないけれど、今日この瞬間このお客様と、こんな話ができたことに意味があるなと思って失礼しました。


営業ってなんだろう。

何の商品も紹介しなかったけれど、

自分の売り上げに繋げるアプローチもしなかったけど、

お互いその場が楽しかったからいいか。

何かの折に、こんな人いたなと思い出してもらえて、

対応の可否・受注の可能性はさておき

声をかけてもらえる人になりたい。


私の好きな、相手の生い立ちや経歴を知れる機会が多い「営業」という仕事。

次のアポイントが楽しみ。

30代ワーママがマレーシア移住するまで

1歳,4歳の子ども達の教育に思うことがあり、2024年に家族でマレーシア移住を決意しました。 今までのキャリア:総合商社→インテリアデザイン→フリーランス→ITスタートップ2社→週3日系×週2外資→総合商社営業 スピード勝負・成果主義の世界からTHE日本企業での営業へ。移住に向けて仕事どうしよう。 夫は目下、大手日本企業からエンジニア転職をはかり勉強の日々。