腹を決める・飛び込む

営業になった私。

時にお客様対応が億劫だったり、

あの人の電話受けるうの嫌だなーなんてことも

いい歳になってもあるもの。


そしてさらに私のミスだったり、

私とチームを組むメンバーの手違いで

「ごめんなさい」としなきゃいけないシチュエーションは

何回経験しても嫌なもの。

何かやってしまったなーという時、

私は頭の中で何回もこの会話を繰り返してしまいます。

「謝りの連絡を入れないと。

 でもなんて言う?

 私が悪いわけじゃないから説明する?

 でも、もしかするとなんとかなるかも。」

・・・。

そんなこと考えていたらお客様から電話が!


あるあるです。

とりあえず早く状況を説明すればいいのに。

最初の一歩が果てしなく重たく感じる。


今月も年度末ということもあり、

恥ずかしながら何度も気の重たい電話をかけました。


声の雰囲気から想像する相手の印象、

自分で作り上げたイメージはなかなか払拭できないもの。

そしてよくない報告を聞かされた時は誰だって

声のトーンが落ちたち、沈黙したりしてしまうもの。

わかっていても、それを聞くのが嫌で

電話するか悩んでしまったりするんです。

本当にかっこ悪い。



でもでも、いつだって最終的に思うことは


腹を決めて行動あるのみ


これだけなんですよね。


意外と「分かりました。では〜」と代案をもらえたり、

「急ぎではないので大丈夫ですよ」と言ってもらえたりすることも。


もちろん「ごめんなさい」の場合も。

でも「ごめんなさい」のケースも、然るべき対応をするのみ。

組織に属していたら、

①自分の責任の範囲内で対応してよいこと

②上長へ指示を仰がなくてはならないこと

この2つ以外の選択肢はないはずで、


①の場合だったら

  • 自分で考えうる対応を洗い出して、相手に選択してもらう
  • 相手と一緒に策を練る

この2つの選択肢に絞られるはず。


②の場合は、

「一緒にごめんなさい」をしてもらってから

  • 自分で考えうる対応を洗い出して、相手に選択してもらう
  • 相手と一緒に策を練る

かと思っていて、「一緒にごめんなさい」があるかどうかな気がしています。

たまに責任をとトラブル後に巻き取ってクロージングしてくれる方もいますが、

それってもしかすると

  • 担当者の成長の機会
  • お客様とのリレーション構築の機会
  • 担当としての責任感

このあたりを奪ってしまうんじゃないかなと思うんです。


面倒見がいい、話しやすい、頼りになる

この3つは人として、とても魅力的な要素。

でも人を育てるという目線では、too muchすぎると甘えてしまう部下を作る要因になり得るのかもしれない。


ちょっと話が逸れたけれど、

トラブルがあった時は腹を決めて飛び込むしかない。

何度経験しても勇気がいるけれど、

躊躇すれば躊躇するほど億劫な気持ちが増してしまう。


今の時代、電話の良し悪しを問う声もあるけれど、

多くの会社員は電話でのコミュニケーションをまだ必須としているはず。

電話を使う文化ならまず電話を。

もし会いに行けるのなら、対面で説明を。

古いと言われるかもしれないけれど、

数々のごめんなさいを経験した私としては

まずは電話でごめんなさい、

会える状況なら対面でごめんなさいをと考えています。


その場は苦しいけれど、

ミッションコンプリートした先の充実感というか、

お客様との絆が深まった感じ。

それを感じられる瞬間が好きです。

喧嘩するほと仲が良いではないけれど、

ビジネスだけのお付き合い。

合理的に進んでいく時代だからこそ、

時に泥沼とは言わないけれど

汗水流した経験って貴重だなと思うのです。


とか言って、

今月トラブルをちょっと温存してしまった自分へ、

そして来月から部下が増える自分への戒めでした。




30代ワーママがマレーシア移住するまで

1歳,4歳の子ども達の教育に思うことがあり、2024年に家族でマレーシア移住を決意しました。 今までのキャリア:総合商社→インテリアデザイン→フリーランス→ITスタートップ2社→週3日系×週2外資→総合商社営業 スピード勝負・成果主義の世界からTHE日本企業での営業へ。移住に向けて仕事どうしよう。 夫は目下、大手日本企業からエンジニア転職をはかり勉強の日々。